サウナの内装施工を検討している場合に把握しておきたい消防法の基礎と設置基準
サウナの内装について知る前には、消防法について確認しておくことが重要です。法律に則った設置基準を満たし、安全を確保しておくことで誰もが快適に利用できるサウナ運営が可能になるでしょう。今回は、消防法の基礎やサウナの設置基準について解説します。
サウナを開業するなら必ず確認「消防法」
公共の場で運営を行うサウナは、法律に則った設備を整え、所轄の保健所から認可を受ける必要があります。これからサウナを開業する方はもちろん、内装リフォームやメンテナンスを考えている方も、基礎的な知識を備えておかなければなりません。
認可を受けるにあたって必ず確認しておきたいのが、「消防法」です。ここでは、消防法について詳しく解説します。
なぜ消防法のチェックが必要?
消防法は、火事の予防や被害拡大を最低限に留めるために定められた法律です。サウナは電気やガスなど様々な熱源を使用するため、設備不良があると火事のリスクが高まります。消防法では、避難や消火をはじめとした消防活動に求められる設備などが義務付けられているので、事前に法律の基準を満たしておかなければなりません。
どのような消防対策を行う?
サウナを運営するにあたっては、法令に則って消防対策を行うことが重要となります。具体的な消防対策については、以下のとおりです。
- 防火を管理する人の選任
- 消防計画を作る
- 定期的な避難訓練の実施
- 消防に関連した設備の定期点検
- 火事の予防に差し障りのあるものを見つけた場合の届出
- 火災報知器の設置
など
消防対策は、利用者の安全を確保するために欠かせません。対策を怠った状態だと、万が一の事態に対処しきれない場合があるので注意してください。
法律に違反していた場合は?
「法令に則った消防対策が行われていない」「点検を怠っている」「嘘の報告をした」といった場合は、拘束や罰金が科されます。さらに、法律を守っていない状態で火事が起き、死傷者が出たときには最大で1億円の罰金が課される可能性もあるので注意しなければなりません。安全な運営を目指すには、法令に対する知識を有した業者に施工を依頼することが大切です。
サウナの設置基準 熱源は壁に固定!
安全にサウナを運営するためには、消防法を確認し、熱源に合わせた設置基準を満たしていることが重要です。ここでは、電気サウナとガスサウナの基準について解説します。
電気サウナの基準
電気サウナは、遠赤外線型の放射装置や対流型の放熱器などを使用して内部を温めるシステムを指します。電気サウナの場合の基準は、以下のとおりです。
- 床や壁などに熱源を固定している
- 温度が異常に上がったときは自動で電源を切る
- 利用者が熱源に触れられないように囲いを設置する
- 屋内の電線には、M1ケーブルをはじめとした耐湿性・耐熱性を備えたものを使う
など
電気サウナの安全を維持するポイント
設置時に基準を満たしているのはもちろんのこと、運営時にも安全な管理体制を整えておかなければなりません。電気サウナの場合は、日頃から温度を調節する機器や運転・停止スイッチの点検を行います。放熱器に関しては、月に一度の電流値・絶縁抵抗値のチェックの他、年に一度の構造点検も欠かせません。
ガスサウナの基準
ガスサウナとは、ガスを利用した遠赤外線放射装置を用いて内部の温度を上げるシステムのことをいいます。ガスサウナを施工する場合の要件は、以下のとおりです。
- ガスを使用した遠赤外線装置は床に固定する
- 排ガスが漏れないように、耐食性・耐熱性のある放射管を用いる
- 燃焼排ガスは室外へ出す
- 機械室の内装には不燃材を使用する
- 屋内の電線には、M1ケーブルをはじめとした耐湿性・耐熱性を備えたものを使う
など
ガスサウナの安全を維持するポイント
電気サウナと同様に、日頃から温度を調節する機器や運転・停止スイッチの点検を行ってください。熱源の周りに燃えるものがないか確認することも大切です。また、月に一度は吸気口が詰まっていないかチェックします。
サウナの内装施工は特殊セラミックレンガ「カルセラ」の玉川窯業株式会社へ
サウナの開業や内装メンテナンス、リフォームなどを考えている場合は、消防法を確認し、安全確保に努める必要があります。法律の基準を満たしていないと、罰則が課されるだけでなく利用者に命の危険が及ぶかもしれません。
サウナの内装施工を検討している場合は、玉川窯業株式会社へお問い合わせください。製法特許取得済みの特殊セラミックレンガ「カルセラ」を使い、おしゃれで安全性の高い内装施工を実施させていただきます。
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サウナの内装で特殊セラミックレンガ「カルセラ」のご利用をお考えなら玉川窯業株式会社へ
会社名 | 玉川窯業株式会社 |
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代表者 | 代表取締役社長 中島 且貴 |
本社工場住所 | 〒507-0901 岐阜県多治見市笠原町平園区4377 |
本社工場TEL | (0572) 43-2624 |
営業本部・物流センター住所 | 〒507-0901 岐阜県多治見市笠原町2776−1 |
営業本部・物流センターTEL | (0572)43-5015(代) |
営業本部・物流センターFAX | (0572)43-5056 |
URL | https://www.karucera.jp/ |
創業 | 昭和32年9月 |
会社設立 | 昭和59年7月1日 |
資本金 | 1,000万円 |
事業内容 | セラミックスタイル製造・販売 |
従業員数 | 31名 内パート3名(2016年12月末現在) |