【選び方徹底解説】内装に最適なブリックタイルの厚みと種類
ブリックタイル施工の質をアップさせるためには、内装に最適なブリックタイル選びから他の内装材との調和を考えるまでを適切に行うことが重要になってきます。特に、適切な厚みや種類の選択をすることで、より美しく耐久性のある仕上がりを実現できます。
この記事では、ブリックタイルを使用した施工する際の重要なポイントについて、厚みごとにて適した場所や色や柄による役割などを踏まえて詳しく解説していきます。
内装に最適なブリックタイルの厚み
薄型タイプ(5-10mm)の特徴と適した場所
薄型タイプのブリックタイルは、厚さが5-10mmと非常に薄く、軽量で取り扱いやすいのが特徴です。また、既存の壁面に直接貼り付けられることや、狭いスペースでも使用可能でコストパフォーマンスが高いことも挙げられます。
この薄さゆえに、浴室やリビングルーム、寝室、廊下やキッチンなど様々な場所に適しています。
薄型タイプは重量が軽いため、上階の壁面にも安全に使用することができます。構造的な負荷を最小限に抑えられるので、マンションやアパートなどの集合住宅でも気軽に採用できます。手軽に空間の雰囲気を変えたい場合や、予算を抑えつつ高級感のある内装を実現したい場合に最適な選択肢となります。
標準タイプ(10-15mm)の特徴と適した場所
標準タイプのブリックタイルは、厚さが10-15mmほどで、最も一般的に使用されているタイプです。適度な厚みによる本物のレンガに近い質感や、安定した強度と耐久性、施工のしやすさと汎用性の高さが特徴です。
このタイプは、薄すぎず厚すぎない絶妙な厚みを持っているため、リビングルームやキッチン、玄関、書斎やホームオフィス、屋内階段などの様々な場所での使用に適しています。
標準タイプを選ぶ際は、室内の照明や他の内装材との調和を考慮することが大切です。また、施工面積や重量制限なども確認しておくと良いでしょう。
厚型タイプ(15mm以上)の特徴と適した場所
厚型タイプのブリックタイルは、通常15mm以上の厚みを持ち、より本物のレンガに近い質感と存在感を演出します。空間に奥行きを与え、衝撃や摩耗に強く長期間美しさを保つ、室内の温度管理に貢献、静かな空間づくりに役立つなどの特徴も兼ね備えています。
この厚みを活かしてエントランスやリビングルーム、飲食店の内装、オフィスの応接室などに使用します。
以上のように、厚型タイプのブリックタイルは、その存在感と機能性から、特別な空間づくりに適しています。ただし、重量やコストなどのデメリットもあるため、使用目的や場所に応じて適切に選択することが重要です。
ブリックタイルの種類と選び方
表面仕上げによる分類(ツヤ有り、マット、アンティーク風など)
ブリックタイルの表面仕上げは、内装の雰囲気を大きく左右する重要な要素です。主な仕上げには以下のようなものがあります。
まずは、ツヤ有り仕上げです。光沢があり、明るく洗練された印象を与えます。汚れが付きにくく、お手入れが比較的簡単。モダンやコンテンポラリーなインテリアに適しています。
次にマット仕上げです。光沢を抑えた落ち着いた質感が特徴です。自然な風合いを演出し、温かみのある空間を作ります。和風やナチュラルテイストの内装に調和します。
また、アンティーク風仕上げは、経年変化を意図的に施し、古びた風合いを表現します。独特の味わいと深みのある表情を楽しめます。レトロやヴィンテージスタイルの空間づくりに最適です。
最後にテクスチャー仕上げです。凹凸や模様を付けて、立体感のある表面を作ります。光の当たり方によって様々な表情を見せます。インダストリアルやラスティックな雰囲気を演出できます。
以上のように、ブリックタイルの表面仕上げは多様で、それぞれに特徴があります。お好みの仕上げを選ぶことで、理想の空間づくりが可能になります。
色・柄による分類
ブリックタイルの色や柄は、内装の雰囲気を大きく左右する重要な要素です。主な分類は以下の通りです。
まずは単色タイプです。その中でもレッドはクラシックな赤レンガの風合いを再現します。またホワイトは清潔感と明るさを演出し、ベージュは温かみのある落ち着いた空間になります。
次にマルチカラータイプは、複数の色を組み合わせた個性的なデザインです。
最後は柄タイプです。ストライプ柄は縦のラインが空間を広く見せる効果があります。チェック柄は格子状のデザインで落ち着いた印象になり、アンティーク風は経年変化を表現し、味わいのある空間を演出します。
色や柄の選び方のポイントとして、部屋の用途に合わせることや、他の内装材との調和を考慮することなどが挙げられます。また、空間の広さや採光を考慮し、好みや個性を反映させるのもおすすめです。
マルチカラータイプを選ぶ際は、全体のバランスに注意が必要です。派手すぎると落ち着きのない空間になる可能性があるため、アクセントウォールとして使用するなど、適度な取り入れ方を心がけましょう。
内装デザインに合わせたブリックタイルの選び方
ブリックタイルは、部屋の雰囲気を大きく左右する重要な要素です。そのため、既存の内装や家具との調和を考えながら選ぶことが大切です。
まず、部屋全体の色調を確認しましょう。
アースカラーやウッドブラウンの家具が多い場合は、赤レンガ調やテラコッタ色のブリックタイルがマッチします。温かみのある空間を演出できます。
クラウドグレーやホワイトを基調とした部屋では、白や薄いグレーのブリックタイルを選ぶと、清潔感のある落ち着いた空間になります。
次に、部屋の用途や目指す雰囲気も考慮しましょう。
家族が集まる温かな空間のリビングルームには、自然な風合いのアンティーク調ブリックタイルがおすすめです。
食事を楽しむダイニングルーム空間には、清潔感のあるツヤ有りタイプや、シックな色合いのマットタイプが適しています。
落ち着いて休めるベッドルーム空間には、柔らかな色合いや、細かな模様のブリックタイルが向いています。
また、部屋の広さによっても選び方が変わります。
狭い部屋の場合、明るい色や薄い色のブリックタイルを選ぶと、空間を広く感じさせることができます。
反対に広い部屋の場合は、濃い色や模様の入ったブリックタイルでアクセントをつけると、個性的な空間を作り出せます。
最後に、ブリックタイルの配置パターンも考えましょう。縦積み、横積み、ヘリンボーンなど、様々な配置方法があります。部屋の形状や家具の配置に合わせて、最適なパターンを選んでください。
このように、部屋の雰囲気に合わせてブリックタイルを選ぶことで、理想的な空間づくりが可能になります。
プロに依頼する場合の注意点
ブリックタイルの施工をプロに依頼する際は、以下の点に注意しましょう。
まずは、動画の骨子を決めましょう。施工の目的や予算、納期などを明確にし、ブリックタイルのデザインや色、施工範囲などを具体的に伝えることで、イメージのずれを防ぎます。
また、ブリックタイル施工の経験が豊富な業者を選びましょう。過去の施工例や口コミを参考にし、信頼できる業者を見つけることが重要です。
さらに、見積もりの内訳確認は必ず行いましょう。見積もりにはブリックタイル、接着剤などの材料費、人件費、運搬費、清掃費などの諸経費が含まれているか確認しましょう。
これらの注意点を押さえることで、プロの技術を活かした理想的なブリックタイル施工が実現できます。専門家の知識と経験を借りることで、美しく耐久性の高い仕上がりが期待できるでしょう。
理想の内装を実現するブリックタイル選び
ブリックタイルを使って理想の内装を実現するためには、以下のポイントを押さえることが大切です。
まず、どのような雰囲気の部屋にしたいのかを明確にしましょう。例えば、落ち着いた大人の空間、明るく開放的な雰囲気、ヴィンテージ感のあるレトロな雰囲気など、イメージを具体化することが重要です。ブリックタイルのカラーは、空間の印象を大きく左右するため、カラーバリエーションも考慮しましょう。
さらに、他の内装材との調和を考えます。ブリックタイルと相性の良い素材を組み合わせることで、より魅力的な空間が生まれます。例えば、木材との組み合わせは温かみのある雰囲気に。ガラスとの組み合わせはモダンでスタイリッシュな印象に。植物との組み合わせは自然な雰囲気を演出。
また、照明計画を考慮することも大切です。ブリックタイルの表情は、照明の当て方によって大きく変化します。間接照明を用いることで、タイルの凹凸を強調し、より立体感のある空間を作り出すことができます。
最後に、DIYで施工するか、プロに依頼するかを決めましょう。DIYの場合は、接着剤や目地材の選び方、施工手順などを事前に確認することが重要です。
これらのポイントを押さえながら、あなたの理想の内装を実現するブリックタイルを選んでいきましょう。
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厚みのあるブリックタイルをお探しなら玉川窯業株式会社
会社名 | 玉川窯業株式会社 |
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代表者 | 代表取締役社長 中島 且貴 |
本社工場住所 | 〒507-0901 岐阜県多治見市笠原町平園区4377 |
本社工場TEL | (0572) 43-2624 |
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URL | https://www.karucera.jp/ |
創業 | 昭和32年9月 |
会社設立 | 昭和59年7月1日 |
資本金 | 1,000万円 |
事業内容 | セラミックスタイル製造・販売 |