【レンガタイル選びの決め手】色・重さ・質感の違いを徹底解説

【徹底解説】レンガタイル選びの決め手となる色・重さ・質感の違い

レンガタイルDIYの質をアップさせるためには、色・重さ・質感の違いを適切に理解することが重要になってきます。特に、自然な風合いを出す色の組み合わせや、質感の違いは空間の印象の差を知ることで、建物の特性や好みに合わせて最適なレンガタイルを選ぶことができます。

この記事では、レンガタイルを使用した施工する際の重要なポイントについて、空間の印象を左右する要素や、用途の違いなどを踏まえて詳しく解説していきます。

空間の印象を決める色の選び方

空間の印象を決める色の選び方

暖色系と寒色系の特徴

レンガやタイルの色選びにおいて、暖色系と寒色系の特徴を理解することは重要です。これらの色の違いは、空間全体の印象に大きな影響を与えます。レンガやタイルの色を選ぶ際には以下の点に注意しましょう。

まずは空間の用途についてです。リビングやダイニングなど、人が集まる場所には暖色系を選んでみましょう。寝室や書斎など、落ち着きが必要な場所には寒色系を選ぶと良いでしょう。

続いて部屋の広さについてです。狭い空間を広く見せたい場合は寒色系を選びましょう。逆に広すぎる空間を親密に感じさせたい場合は暖色系を選びましょう。

また光の当たり方にも注意しましょう。北向きの部屋など、自然光が少ない場所では暖色系を選ぶことで、明るさを補うことができます。

さらに、既存の家具や壁紙との調和も考慮しましょう。すでにある家具や壁紙の色調と調和するよう、暖色系か寒色系かを選択しましょう。

最後に季節感の演出です。夏は涼しげな寒色系、冬は温かみのある暖色系を選ぶことで、季節感を演出できます。

このように、暖色系と寒色系の特徴を理解し、空間の目的や条件に合わせて選択することで、理想的な雰囲気を作り出すことができます。

自然な風合いを出す色の組み合わせ

レンガやタイルで自然な風合いを出すには、色の組み合わせが重要です。ナチュラルな印象を与える色使いのポイントをご紹介します。

一つ目はアースカラーの活用です。自然界に多く存在する土や木の色を取り入れましょう。アクセントカラーを加えることで、より自然な空間を演出できます。

二つ目はトーンを合わせることです。同系色で明度や彩度の異なる色を組み合わせると、統一感のある仕上がりになります。

三つ目はコントラストを意識することです。適度なコントラストをつけることで、立体感が生まれます。ただし、強すぎるコントラストは避け、全体的に柔らかな印象になるよう心がけましょう。

四つ目は、自然素材の色を取り入れることも重要です。木材や石材など、自然素材の色を参考にするのも効果的で、より自然な雰囲気を演出できます。

最後のポイントは色数を抑えることです。多くの色を使うと落ち着きがなくなるため、3~4色程度に抑えるのがおすすめです。

これらのポイントを押さえつつ、空間の用途や好みに合わせて色を選んでいくことで、自然な風合いのある素敵な空間を作り出すことができます。

軽量タイプと重量タイプの特徴比較

軽量タイプと重量タイプの特徴比較

レンガやタイルには軽量タイプと重量タイプがあり、それぞれ特徴が異なります。ここでは両者を比較しながら、その特徴をご紹介します。

まず、軽量タイプの特徴として、重量が軽いため、施工が容易なことや、建物への負荷が少ないこと、コストが比較的安価な上に耐久性や強度は重量タイプに劣るなどが挙げられます。

一方、重量タイプの特徴は、重量があるため頑丈で耐久性が高いことや、防音性に優れていること、高級感のある仕上がりが期待できるが、施工に手間がかかり、コストも高めになりがちなことなどが挙げられます。

軽量タイプは、建物への負荷が少ないため、既存の建物へのリフォームや増築時に適しています。また、コストを抑えたい場合にも選択肢となるでしょう。

一方、重量タイプは耐久性や防音性に優れているため、長期的な使用を考えている場合や、静かな環境を求める場合に適しています。また、高級感のある仕上がりを求める場合にも重量タイプがおすすめです。

選択の際は、建物の構造や予算、求める性能などを総合的に考慮し、適切なタイプを選ぶことが大切です。

質感の違いによる空間演出

マットな質感vs光沢のある質感

レンガ・タイルを選ぶ際、質感の違いは空間の印象を大きく左右します。特にマットな質感と光沢のある質感の違いは重要なポイントです。

マットな質感の特徴として、光の反射を抑え、落ち着いた印象を与えます。また、表面がざらざらしているため、光が拡散します。さらにくすんだ色味や白っぽく見える効果があります。自然な風合いを演出しやすいことも特徴の一つです。

反対に光沢のある質感の特徴は、光をきれいに反射し、明るい印象を与えます。鏡のように周囲の景色を映し込み、色彩が鮮やかに見えます。モダンでスタイリッシュな雰囲気を演出する点も特徴となります。

マットと光沢、それぞれの質感を上手く組み合わせることで、より豊かな空間演出が可能になります。例えば、床をマット調にして落ち着きを出しつつ、アクセントウォールに光沢のあるタイルを使用すれば、メリハリのある空間を作り出せます。

質感の組み合わせによる立体感の演出

レンガやタイルの質感を組み合わせることで、空間に奥行きと立体感を生み出すことができます。異なる質感を効果的に組み合わせることで、単調になりがちな壁面や床に変化をつけ、魅力的な空間を演出することが可能です。

以下に、質感の組み合わせ方とその効果をまとめました。

まずはマットな質感と光沢のある質感の組み合わせです。コントラストが生まれ、空間にメリハリが出ます。光の反射具合に変化が生まれ、奥行き感が増します。

次に凹凸のある質感と滑らかな質感の組み合わせです。触覚的な変化が生まれ、空間に豊かな表情をもたらします。影の付き方に違いが出るため、立体的な印象になります。

最後に粗い質感と細かい質感の組み合わせです。視覚的な変化が生まれ、空間に動きが出ます。近くで見ても遠くで見ても楽しめる空間になります。

質感の組み合わせを工夫することで、単調になりがちな空間に奥行きと立体感を与え、より魅力的で個性的な空間を作り出すことができます。

用途別おすすめの選び方

外壁用レンガ・タイルの選び方

外壁用レンガ・タイルを選ぶ際は、耐久性、メンテナンス性、デザイン性などを総合的に考慮することが大切です。以下のポイントに注目して選びましょう。

まずは耐候性についてです。外壁は常に風雨にさらされるため、高い耐候性が求められます。凍結融解に強い素材を選ぶ。吸水率の低いものを選ぶ。

次に重量です。建物の構造に影響を与えるため、重量にも注意が必要です。

軽量タイプは施工が容易で、既存の外壁にも使いやすく、重量タイプは高級感があり、断熱性に優れるのが特徴です。

さらに、サイズと形状も重要な要素の一つです。建物の規模や外観イメージに合わせて選びましょう。

小型タイルは細かい模様や曲面に適しており、大型タイルはモダンな印象を与え、施工効率も良いのが特徴です。

また色と質感にも着目しましょう。建物全体の外観や周囲の環境との調和を考えて選択します。

明るい色は建物を大きく見せる効果があり、暗い色は落ち着いた印象を与えます。

さらに質感は、マット仕上げでは自然な風合いを演出し、光沢仕上げはモダンでスタイリッシュな印象になります。

最後にメンテナンス性についてです。長期的な維持管理のしやすさも重要なポイントです。汚れが目立ちにくい色や模様を選ぶ。防汚加工が施されているものを検討しましょう。

以上のポイントを押さえつつ、建物の特性や好みに合わせて最適な外壁用レンガ・タイルを選んでいきましょう。専門家のアドバイスを受けるのも良い方法です。

内装用レンガ・タイルの選び方

内装用レンガ・タイルを選ぶ際は、空間の雰囲気や目的に合わせて慎重に選択することが大切です。以下のポイントを押さえることで、理想的な内装を実現できます。

まずは色調の選択についてです。

明るい色調は部屋を広く見せたい場合におすすめです。

暗い色調は、落ち着いた雰囲気を演出したい場合に適しています。

中間色にすれば、どちらにも偏らず、バランスの取れた空間を作り出せます。

次に質感の考慮もしましょう。

マット仕上げは自然な風合いを出したい場合に適しています。

光沢仕上げは、モダンで洗練された印象を与えたい場合におすすめです。

またサイズと形状も重要です。内装用レンガ・タイルは様々なサイズと形状があります。部屋の広さや用途に合わせて選びましょう。

さらに、耐久性と機能性も考慮しましょう。内装といえども、キッチンやバスルームなど水回りの場合は耐水性や耐汚れ性にも注目しましょう。また、床暖房を使用する場合は熱伝導率の高いタイルを選ぶことをおすすめします。

最後にデザインの統一性です。他の内装材料や家具とのコーディネートを考慮し、全体的な統一感を持たせることが重要です。

これらのポイントを押さえつつ、実際に見本を確認したり、専門家にアドバイスを求めたりすることで、理想的な内装用レンガ・タイルを選ぶことができます。

レンガタイルのサンプルをお探しなら玉川窯業株式会社

会社名 玉川窯業株式会社
代表者 代表取締役社長 中島 且貴
本社工場住所 〒507-0901 岐阜県多治見市笠原町平園区4377
本社工場TEL (0572) 43-2624
営業本部・物流センター住所 〒507-0901 岐阜県多治見市笠原町2776−1
営業本部・物流センターTEL (0572)43-5015(代)
営業本部・物流センターFAX (0572)43-5056
URL https://www.karucera.jp/
創業 昭和32年9月
会社設立 昭和59年7月1日
資本金 1,000万円
事業内容 セラミックスタイル製造・販売
PAGE TOP